【BARで学ぶ】知らない人と仲良くなる方法、人間関係がうまくいくコツ
BARや飲み屋には行くけど、友だちなんてできない!
という話をたまに聞きます。
ぼくも昔は「話しかけにくい」だの「怖い」、「近寄りがたい」など散々な言われようでした。
ですが今では、知らない人に話しかけてもらったりおしゃべりしたり。
それは自分が楽しく飲むには周りも楽しい方が良いと気づき、試行錯誤したんです。
BARには本当に色んな人が来ます。
楽しい人ばかりではなく、嫌な人やただの酔っぱらいさまざま。
その中で人間関係をつくる……
- 人付き合いがあんまり得意じゃない
- 人間関係がいつもうまくいかない
- 友だちができない
- いつも周りになじめない
そんな悩みを持っている方にとっても、「BARで知らない人と話す」というのは参考にできることが多そうです。
目次
「話しかけやすいひと」になろう
BARに知らない男性がひとり、座っています。
しかめっ面でずーとスマホをさわりっぱなし、たまにふかーいため息をついています。
話しかけにくいですよね?
知らず知らずのうちにそんな態度になってしまっていませんか?
知らない人と仲良くなったり友好関係になるには、まず「話しかけやすい人」になりましょう。
話しかけやすい人って?
では逆に「知り合いではないのに話しかけやすい人」ってどんな人でしょう。
バーテンダーと仲良く話をしている男性がいます。
ニコニコしていて、とっても楽しそう。
ですがバーテンダーを独占しないよう、周りの客を気づかってもいる様子です。
そうです。いいひと。
もっというと「話しかけてもイヤな顔しなさそうなひと」です。
無理に良い人を演じる必要はないですが、「嫌われたらどうしよう」「嫌いなタイプだったらどうしよう」と初めから警戒している人には話しかけにくいもの。
まずは相手を受け入れよう、とにかく話してみよう、という心構えを持ちましょう。
表情が与える印象は思いのほか大きい
知らない人に話しかけた時に相手がびっくりした顔をされると「あっ、ごめんなさい」ってなります。
それは拒絶されたように感じるから。
また、無表情は「怒っている」と受け取られがちです。
「表情」が相手につけてしまう印象は思いのほか大きいのです。
知らない人間に対してだとなおさら。
人と話す時はリラックスしてなるべく笑顔で。
多少おおげさでも構いません。
それだけでも相手の態度はずいぶん変わってくるはずです。
程よい距離感をとれるようになろう
たまに、いきなり「友だちになってくれませんか?」という人がいます。
もちろん、なりません。
そんなに仲良くなったわけでもないのに初対面で「連絡先を交換しよう」と言うひともいます。
距離感のとり方は人それぞれ。
心地よい距離感をとることが大切です。
「距離感」の正体
そもそも「距離感」ってなんなんだって話です。
相手との精神的な距離の取り方。
「仲良くしたい度」と置き換えても良さそうです。
自分をさらけ出すのが苦手なひとと、なんでも本音で話したいひとでは接し方は違いますよね。
また初対面のときと、5回目に会うときでは話す内容も込み入ったものになるでしょう。
目上のひとと年下の場合でも態度や言葉遣いは変わってきます。
そう。距離感は相手や状況、立場などによって変わる、とても曖昧なものです。
「ほどよい距離感」は人によって違う
そんな目に見えない曖昧な「距離感」。
距離を急にを詰め過ぎてもいけませんし、遠慮しすぎていたらいつまでたっても距離は縮まりません。
いい距離感をとるためにはまず自分が求める距離感と相手が求める距離感は違う、と意識すること。
「そんなの当たり前だ」と思うかもしれませんが、ジャストな距離感!なんていうものはそうそう見つかりません。
意識しておくのが大事なのです。
相手が「嫌がること」を見つける
「相手がされて嫌じゃないか、聞かれて嫌じゃないか」ということもしっかり考えましょう。
相手が嫌がることしない、というのが「程よい距離感」の前提になります。
「嫌がられたら即終了」ということでないので安心してください。
例えば仕事は何をしているか聞いたとき。
「まあ、◯◯関係で……」と明らかに濁されたとします。
その時はそれ以上聞かずに、さっさと話題を変えれば大丈夫です。
「え!なになに!当てていい?」とかやっちゃダメ。
「え?なんで?別にそれくらい教えてくれてもいいのに。」というのは典型的な距離感のとり方が下手な人の思考です。
あいさつする・お礼を言う習慣をつけよう
さて、ここまで
- 話しかけやすいひとになる
- 人と話す時はリラックスして笑顔で
- ほどよい距離感をとろう
- 相手の嫌がることはしない
という話をしました。
そんなこと言われても急にはできないしなー、という人にぴったりの訓練法があります。
あいさつする、お礼を言う、です。
飲み慣れている人はあいさつ、お礼をちゃんとする
BARにひとりで行ったとしてもあいさつやお礼をする機会は多いです。
- 入店したときには「こんばんは」
- 見たことあるお客さんがいたら会釈
- お酒を出てきたら笑顔で「ありがとう」
- 帰るときには「ごちそうさま。ありがとう。」
- もし客が他に残っているなら「お先です。」
などなど。
めんどくさがらずになるべく丁寧な言い方がおすすめです。
BARで飲み慣れている人は「あいさつ、お礼」をしっかりします。
マイナスになることは何もないですし、周りの印象も変わるのでもしやっていなければやってみてください。
日常生活では訓練のつもりで
日常生活でもあいさつ、お礼をする機会は多いです。
職場はもちろん、コンビニや定食屋、レストラン、電車にバス。
忙しいとめんどくさかったり、恥ずかしかったりするかもしれませんが、訓練のつもりであいさつ、お礼をする習慣をつけてみてください。
ポイントは「なるべく感じ良く」。
コンビニで店員の会計の手際が悪くてもイライラしない。
笑顔で「ありがとう」です。
あいさつ、お礼が習慣になるとどうなる?
あいさつ、お礼がクセづくとどういう変化があるのでしょう。
これは個人差があると思いますが、まず知らない人と話すのに慣れます。
たくさんの人と接することで相手が日常生活で出会わないような人でも、抵抗がなくなりました。
あとあんまりイライラしなくなります。
あいさつとかお礼って心に余裕がないとできないじゃないですか。
気持ちにゆとりができるのか、ちょっとしたミスをされたときでも全然許せます。
表情も豊かになったように思います。
相手や場所によって「感じの良い表情」は違うので、それで訓練されたのでしょう。
とにかくいい事づくしなので、ぜひあいさつ、お礼をする習慣をつけてみてください。
最後にまとめ
というわけで、「BARで知らない人と話す」ときのことを参考にして人間関係についての話をさせていただきました!
大きくまとめると「相手が自分に合わせてくれる」ことを期待するんじゃなくて「自分が相手に合わせることを考えてみよう」という話でした!
BARや飲み屋で友達を作りたい方も人間関係に悩んでいる方も参考にしていただければ幸いです!