超怒られにくいぼくが語る、怒られやすい人の特徴と怒られないためのコツ
こんにちは!こんばんは!やまたろうです!
仕事にミスはつきもの。ミスをしない人間なんていません。
ところが仕事をしていると、2つのタイプの人に出くわしませんか?
- めちゃくちゃ怒られやすい人
- 全然怒られない人
ぼくは昔、映像制作会社で働いていました。
放送業界ってかなりの体育会系なんです。
怒鳴り声が頻繁に飛び交う現場なんてのも珍しくありません。
でもぼくは、ほとんど怒られた記憶がない。
一方、「こいつ、いっつも怒鳴られてんな」っていう人もいるんです。
そう。
めちゃくちゃ怒られやすい体質の人。
目次
怒られやすい人の特徴は「余裕がない」
いつも怒られている人の特徴は「気持ちの余裕のなさ」です。
余裕がない事によって起こりうることを列挙してみましょう。
- おどおどする
- 必死な顔になる
- イライラする
- 早口になる
- 周りが見えなくなる
などなど。
さて想像してみましょう。
こういう人が目の前にいた場合。
イラッとしませんか?
大丈夫。
頑張ってるのはわかってるんです。
なぜ余裕がないかを考えてみる
余裕がない人はたいてい
- 真面目
- 責任感が強い
- 「期待に応えないといけない」と思っている
- 「(自信がないから)人一倍頑張らないと」と思っている
という共通点があります。
がんばろうがんばろう!と思うから気持ちに余裕がなくなってテンパってしまうんですね。
テンパっているのでミスの報告などもチグハグなないようになって、またイラッとされる悪循環に陥ることも。
どうやったら余裕が持てる?
啓蒙本なんかでは「自信を持って堂々としよう!」なんて書かれてますが、それができねーから困ってんだよ!って話です。
人間そうそう変われません。
焦ってミスするより、ゆっくりでも確実にこなす方が良い
まず、肝に銘じておきたいのは
急いで焦ってミスが多い人
よりも
多少ゆっくりでも確実にこなす人
の方が間違いなくありがたがられる、ということです。
やるべきことを整理する
その上で、ぼくにもし余裕のない部下がいたら、これを提案してみます。
- やることを全て書き出す
- 順番をつける
- 定期的に、「今やっていること」が「今一番やらなければいけないこと」かを確認する
タスクの洗い出しってやつですね。
最初は目視できるので書き出したほうがいいです。
慣れてれば頭のなかで整理できるようになりますし、その頃にはだいぶ余裕ができているはず。
怒られにくい人は怒る側の人を観察している
余裕が出てくれば怒られなくなるのでしょうか。
実はそれほど単純でもありません。
怒られにくい体質の人は、怒る側の人の性格や心理状況を観察・把握しているんです。
顔色を伺うのがうまい、ということですね。
人が怒る時のシチュエーション
仕事で怒られるっていう場合、相手は上司や目上の立場の人間です。
人が怒る時ってどんなシチュエーションがあるかを見てみましょう。
- ミスをした時
- 自分の意図に反した行動をした時
- 別のことが原因で機嫌が悪い時
- 怒ることで優位性を示したい時
- 単純に嫌いな時
※ちなみに「正しい理由で改善を促すために怒る」のは怒られるではなく「叱られる」なので除外します。ありがたーく叱られましょう。
これらを相手はこういう時に怒るというのを把握しておけば、怒られないための対策がとれるわけです。
シチュエーション別に見てみましょう。
ミスをした時
ミスをした時、キッチリ叱ってくれる上司だったら良いんですがイライラして自分の感情を整理するために「怒る」人がいます。
そういう場合、だんだんヒートアップしていくので余計にタチが悪い。
そうなると、まず怒らせないことがポイント。
ミスをしない、ということではなくミスの報告をする時がキモです。
- 報告は迅速に
- ミスに対する対応を言う
- ミスを繰り返さないための改善案を出す
- 心底申し訳なさそうに
いちばん悪いパターンは「ミスを報告したら怒られる…嫌だなあ…」といって報告が遅れること。
別に怒られても死ぬわけじゃないので、とにかく速く報告しましょう。
自分の意図に反した行動をした時
上司の意図しない行動をしてしまう、これを回避するには、まず「上司の意図」を把握しておかなければいけません。
これは別にエスパーになって相手の心を読む必要はなく「これはこういう意図でいいでしょうか?」と聞けばいいんです。
「こいつは意図を意識して仕事している」と思われていれば、ミスをしてもそうそう怒鳴られたりしないもんです。
別のことが原因で機嫌が悪い時
- プライベートで何かあったのかイライラしている…
- 自分は悪くないのにちょっとしたことで怒られた…
なんてパターンのときです。
触らぬ神に祟りなし。
なるべく接しないようにするのが無難です。
そうもいかない時は、なるべく普段通りに接して隙きあらば「自分は味方」アピールが有効です。
怒ることで優位性を示したい時
たまにいるんですよね。
怒ることで自分のほうが偉いんだぞ!と相手にも周りにも示したがる人。
このタイプの人は特定の人間をターゲットにする傾向があるので、とにかく目をつけられないことが第一です。
めんどくさいですが普段から適当にヨイショしておいたり、(嫌いでも)なるべく笑顔で接するようにする、などで目をつけられる可能性を下げておきましょう。
単純に嫌いな人が相手の時
単純に嫌われてるからよく怒られる。
まともな人間で怒りたがりな人なんていないもんです。
本当に嫌いな人間には怒ったりしません。
嫌われている理由が何かあるはずなので、原因を探して好かれるように改善するしかありません。
怒られないためのコツ
怒られやすい、怒られにくい、というのは日頃の行いや普段の行動に大きく左右されます。
無理して自分を作る必要はありませんが、ちょっとしたことを心がけるだけで怒られにくくなるものです。
挨拶、お礼をちゃんとする
挨拶、とても大事です。
何も体育会系みたいなノリで大声で叫ばなくてもいいので、きっちり挨拶しましょう。
ポイントは「ちわーっす」みたいに略すんじゃなくて「こんにちは」と正しい日本語を使うことです。
同様に何かしてもらった時は、どんなに些細なことでも「ありがとうございます」とお礼をしましょう。
挨拶やお礼がしっかりできる人間だと思われておくと、感情だけで怒られる確率が下がります。
返事をちゃんとする、相槌を打つ
話を聞いているときにじーっと黙っていると、相手は「聞いてる?」と思ってイラッとします。
返事するなり相槌を打つなりしましょう。
「はい、はい」ばかりだと単調なので
- はい
- なるほど
- 確かに
など、ミックスして使えば「ちゃんと聞いてる感」がアップします。
謝る時は「すいませんでした」を最初に言う
ミスした時など相手に謝る時は、必ず「すいませんでした。」から初めましょう。
例えば電車の遅延で遅刻したときは、
- 電車が遅れて遅刻しました。すいません。
- すいません。電車が遅れて遅刻しました。
なぜなら最初に理由を言うと言い訳っぽく聞こえるからです。
怒られても気にしすぎない
怒られてずーっと落ち込んで空気も重い。
「いつまで落ち込んでるんだ!」と二重に怒られますし、ミスを引きずるタイプはイライラされがちです。
怒られても気にしすぎず、気持ちを切り替えましょう。
といっても怒られた直後に笑ったりすると「あれ?こいつ反省してんのかな?」と思われてしまいます。
そういう時はわかりやすく「気持ちを切り替えます」発言をしてしまいましょう。
「気持ちを切り替えにトイレに行ってきます」とでも言えば後は普段通りにしてても大丈夫になります。
最後にまとめ
というわけで、怒られやすい人、怒られにくい人の話をさせていただきました!
人間だれでも怒られたくないものですが、相手も怒りたくはないんです。
気持ちに余裕を持って仕事に取り組み、ミスした時はスグに報告。
挨拶やお礼など当たり前のことをしっかりしておけば、相手の印象も変わるものです。
でも、どーしようもなく人間関係が悪化してしまっていたり、パワハラが常態化してしまっているようなら、無理をするのだけはやめましょう!
それでは怒られないストレスフリーな生活を!
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