石塚啓次が渋カッコイイ!バルセロナでうどん屋経営の元Jリーガーが嫁と子供と幸せそう!
どうもこんにちは、冬になると服を買いたい欲が倍増するやまたろうです。
夏くらいにYahoo!のトップニュースにこんな記事が出ていたんですよ。
元ヴェルディ天才司令塔、なぜバルセロナでうどん職人に? 「食うために…」
何となく気になってInstagramやブログなどをフォローしていたんですが、最近改めて見て思ったんです。
石塚啓次ってなんかオシャレな服着てるよな、と。
いい感じに力が抜けている服装もあったり、ビシっとしている服装もあったりですがなんだかぼくの好きな感じのファッションです。
外しすぎず遊び心があるというか。
渋くてダンディな感じですね!!
ブログも短いながらもなかなかパンチが効いていて面白いのでだんだん興味が湧いてきて、石塚啓次さんについて調べてみました。
目次
元Jリーガーの若き天才司令塔
Wikipediaを読んでみると、京都出身の49歳。
ぼくと同じ京都出身で年代は割りと上の先輩のようです。
公式サイトによると以下のような経歴。
1974年 京都生まれ
1993年~2003年 東京Verdy 1969(Verdy 川崎)等のJリーグでプレー出展 : VIVA LA VIDA
ポジションはミッドフィールダー、フォワード。
「和製フリット」と呼ばれていたとのことですから、ファンタジスタ系のプレイスタイルだったのでしょうか。
他にも「和製ジョージ・ベスト」や「和製レンティーニ」などの愛称があったそうで。
そんなにサッカーが詳しくないので現役時代のプレイが思い出せません。
ただ「僕を出したら勝てるんで、よろしくお願いします」ていうのはなんか記憶にあります。
あーあんかそんなシーン、ニュースステーション(当時は久米宏)でみたなー!!と懐かしくなります。
1993年といえばJリーグが開幕し、とてつもないサッカーブームが巻き起こっていました。
注目度も相当高かったはず。
その中でビッグマウス、生意気、強気、自信満々というちょっと仲良くなれる自信のないタイプの性格の方なのですかね…
今の世間の立ち位置的にプレイスタイルも含めて今で言うと本田圭佑が近いのかな?
まさに若き司令塔ってかんじですね。
2002年シーズン途中にヴェルディを退団後、海外クラブの入団テストを受けるも契約に至らず~略~2003年に川崎フロンターレ、名古屋グランパスエイトに在籍し同年オフに引退。
そして2003年、10年間のプロサッカー選手に別れを告げたようです。
端折り過ぎですがサッカー選手時代のことはそんなに興味が無いのでいいのです笑
引退後アパレルブランド「WACKOMARIA(ワコマリア)」をプロデュース
さて、サッカーを引退してファッションの話になってきました。
「WACKOMARIA(ワコマリア)」というブランドを手がけたようです。
2004年 アパレルブランド有限会社 WACKOMARIA 設立
2012年 アパレルブランド有限会社 WACKOMARIA 辞職出展 : VIVA LA VIDA
Wikipediaでは「プロデュース」、公式サイトでは「設立」となってますが、要するに立ち上げに関わったということでしょう。
同じくJリーガーとして活躍した森敦彦(元横浜フリューゲルス、コンサドーレ札幌のゴールキーパー、)と共同での立ち上げだそうです。
森敦彦もドレッドヘアーでちょっと生意気な感じの選手だった気がします。
石塚啓次さんがディレクター、森敦彦さんがデザイナーという情報もありましたが定かではありません。
WACKOMARIAって聞いたことのないブランドだったんですが結構カジュアル寄りなのかな?
音楽を常に根底に置き上質でロマンティックな、色気を感じさせるスタイルを提案している。
~略~
近年ではインディペンデント映画界の巨匠と呼ばれる映画監督JIM JARMUSCHをはじめ、
~略~
コラボレーションを行い、プロダクツも精力的にリリースしている。
ジム・ジャームッシュといえば芸術系インディペンデント映画界の巨匠!!
どうやらとっても成功しているアパレルブランドのようです。
石塚啓次さんはなぜ、自分が立ち上げて成功を収めたファッションの仕事を辞めてしまったのでしょうか。
いろいろあって会社を辞めることになって、仕事も何もなくなったからさ。
とあるので、ちょっと表には出せないゴタゴタドロドロしたことがあったのではないかと邪推してしまいます。
何はともあれ第二の人生から第三の人生へと突入するようです。
家族と共にスペイン・バルセロナへ移住
なんと次の行き先はバルセロナ!!
バルセロナといえば世界一人気のあるサッカーチームが拠点を構えるある意味、聖地。
いろいろあって会社を辞めることになって、仕事も何もなくなったからさ。
何かお洒落な海外移住みたいに言われてるけど、移民やから。
食うためにこっち来たような感じで。
~略~
南米のやつがこっち来るようなノリやと思うよ。
~略~
そんなノリで一家6人での“民族大移動“を敢行した彼は、その後バルセロナを拠点にアパレルブランド「BUENAVISTA」、自ら観光ガイドを務める「VIVA LA VIDA」といった事業を立ち上げる
この「VIVA LA VIDA」という事業は観光ガイドの他、広告や取材、撮影などのコーディネイトやサッカークリニック、留学の斡旋など多岐に及ぶ事業のようです。
なんというかパワフルで行動的すぎる…
一方「BUENAVISTA」というブランドは「バスク帽」というのがメインアイテムののようですね。
さすがというかSOLD OUTになっています。
バスク地方伝統の帽子のようですね。
石塚さんがかぶっているのも「バスク帽」です。
BUENAVISTAについてブログでも投稿してらっしゃいますね。
BUENA VISTA|KEIJI ISHIZUKA -BLOG-|honeyee.com Web Magazine
今では一般的にファッションにも取り入れられているベレー帽。
そのベレー帽の起源とされているのがスペイン、フランス国境のバスク地方で日よけ、
風よけなど日々の生活から生まれた帽子です。
~略~
昔はバスク帽の被り方によって住んでる地域や職業、階級まで分かる
現地の人にとっては思い入れが強いんでしょうか。
これをかぶりこなすには相当のファッションセンスがいりそうです…
出展 : KEIJI ISHIZUKA -BLOG-|honeyee.com Web Magazine
第一弾アイテムのマウンテンジャケット。
この人が着るからカッコイイんじゃないか説。
バルセロナにうどん屋「YoI Yoi Gion 宵宵祇園」開店
さてさて、やっとこ冒頭のうどんのくだりです。
そもそもなんでうどんやねん!!という話ですがこちらも引用をまとめると
スペインやからこそ飲食やからね。
もちろん需要が全くないから儲からへんけど、そのおかげでライバルが少ないっていうのではじめた。
~略~
ラーメンって100種類ぐらいある。
奥も深いやん。
うどんってだいたいまあ進める道が一本やん。
で、そんなに差ってないように感じるし
とのこと。
なんだか安直なような豪快なような石塚啓次さんらしいような…
ただとても人気店のようで、日本人観光客よりも地元の方に愛されているんだとか。
2015年7月のブログ記事でYahooに取り上げられた時のことを話しています。
お客さんの85%くらい地元の人、残りの10%が外国人観光客、
で残りの5%が日本人観光客やしなぁ〜〜、、、あんま関係ないかぁ、、、
どんだけバルセロナに溶け込んでいるんだっていう。
スペインの気質があっているんですかね…
スペインといえばラテン!強気!あんまり働かない!!っていうイメージですが。
ですが2015年11月の投稿では
日本から数あるバルセロナのレストランからウチの店を選んでくれる皆様へ!
最近せっかく遠くから頂いてるのに、特に昼営業は予約しないと入れない事があります。
毎朝11:00くらいから俺が店で仕込んでるので電話しても日本語でいけますので予約お待ちしてます!
とありますので日本人観光客も随分増えているみたいです。
石塚啓次さんが仕込みもしているんですね。
新聞にも取り上げられているようです。
現場にも出てらっしゃるようですが、制服なのか、ぼくはこの現場の服装もいいなーと思うのです。
和風の襟なしシャツ、職人のうにフォームというか昔のお父さん的なスタイルですが着こなせたらカッコイイです。
お腹が出てたらだらしなくなってしまいそうなのでダイエットしないと^^;
View original instagram or visit INK361北澤豪さんとのツーショット。
Jリーグ開幕当時の読売ヴェルディを知るひとにとっては貴重な懐かしショット!!
Youtubeにもうどんを作っている姿がアップロードされています。
美人の奥さんと子どもたち
そんなわけで石塚啓次さんはすっかりバルセロナに馴染んでいるようですが、家族は奥さんと娘さんが3人、息子さんが1人いらっしゃるようです。
長女のKOKOさん
次女のNIKOさん
三女のRIRIKOさん
長男のNAGIさん
という構成のようです。
三女のRIRIKOさんはスペイン発のブランド「BOBO CHOSES(ボボ ショセス)」のカタログモデルもされています。
NAGIさんは当然バルセロニスタなようで。
とても仲の良い家族なのが伝わってきます。
石塚啓次さんは家族を大切にされているようでブログにも頻繁に登場します。
家族を大事にする良き父親、という感じで結婚もしていないぼくは憧れてしまいます。
そして石塚啓次さんのお嫁さんがこちら。
び…美人!!
米田有希(よねだあき)さんというデザイナー兼モデルで徳島県出身の方のようです。
ご自身も「Omas Hände(オーマスヘンデ)」というブランドを手がけられているそうです。
ドイツ語で「おばあちゃんの手」という意味のようですね。
ママさんブロガーとしても活躍されているようで、ブランドのこと、バルセロナでの日々の暮らしのこと、子どものことを綴ってらしゃいます。
いろいろな苦労もあるようで米田有希さんのブログも読み応えがあってオススメです。
Omas Hände
親として妻としてモデルとしてデザイナーとして、八面六臂の活躍…
この家庭、すごすぎです…!!
家族全員で出演されているYoutubeの動画もありました。
バルセロナでの暮らしっぷり
さてさて、石塚啓次さんに話を戻しますと、バルセロナでの暮らしは随分苦労する麺もあるようです。
- 市役所の対応が毎回違う
- 税理士が仕事ができない
- 失敗を絶対に認めない
- ていうか申し訳ないという感情がない
などなど、スペイン人の気まぐれに日々奮闘されている様子が伝わってきます。
事務所15人くらいいて客は誰もいません。
みんな携帯遊びかお喋り中、、、
この国のこういう所全く慣れませんが、怒る事は無くなりました、、、、
何もこの国の人達には期待もしてないので、、、
、、、呆れるわ、、、、
ですがその分、楽しいことも多いようで
ラーメン食べたり
牛見ながらワインのんだり
海で仲間とビールのんだり
バルいったり
楽しそう!!
飲み好き食べるの好きなぼくはうらやましいばかりです。
バルセロナ、イイトコロみたいだし是非一度行ってみたいですね。
まとめ
最初は石塚啓次さんのファッションに興味を持ったぼくでしたが、結果彼の人生、生き方などに魅了されてしまいました。
高校卒業してすぐJリーグへ、引退後はアパレルの世界でブランドをプロデュースし大成功。
しかし退職、スペイン・バルセロナへ移住して新たにブランド、コーディネート事業を立ち上げ。
同時にうどん屋を開店…
4人の子どもを愛する良き父親でありながら、ビジネスを手がけうどん屋の現場にもでる。
さらには時々日本に帰国してはサッカークリニックなどもされているようです。
ただただ、すごい!!
スポーツ選手が引退後の進路がなく路頭に迷うというニュースを度々耳にはさみますが、これだけバイタリティがあればどの世界に行っても成功しそうですね。
昔は、生意気な印象の石塚啓次さんでしたが、その力強さはそのままにまったりといい感じに落ち着いているようで、この生き方、考え方に見習うべきところは多いなあと感じます。
東京住んでる時、日曜日買いもんやらイベントや何やらで忙しかったしなぁ、、、
家族一緒にいたけど、
何かこんなゆっくり話したり過ごしてなかったなぁ〜〜〜。
なんかエエねぇこんな何もないバルセロナも、、、ゆっくり生きていくのも!
そういうゆったりとした余裕などがファッションにも現れているのかもしえませんね!
めちゃくちゃ長くなってしまいましたが、石塚啓次さんのお話でした!!