しぬほどねむい

人の名前を忘れたり相手が誰かわからない時の元バーテンダー流の対処法

こんにちは!こんばんは!やまたろうです!

人の顔や名前を覚えるのは得意ですか?

ぼくは昔、バーテンダーをやっていたので顔を覚えるのは得意なんですが、相手のお名前を覚えるのがかなり苦手です。
あと、飲みに行ったときに酔っ払ったテンションで仲良くなった人と後日会って「誰だっけ?」となることもしばしば。

なのでぼくが相手のことを思い出せないときに、危機を乗り切っている方法の話をシチュエーション別にさせていただきますね!

相手のことは覚えているけど相手の名前が思い出せない時

話したことは覚えがあるんだけど、名前が思い出せない……という場合です。

実は会話って相手の名前を呼ばなくてもできるのですよ。

例えば「(名前)さんは最近どうしてましたか?」は、相手を見ながら「最近どうしてましたか?」と言えば通じる。
なので、この時いちばん大事なのは相手の名前を忘れていることを態度を出さないことです。

名前を思い出せそうなら

会話で時間を稼いで、思い出せそうなら相手の名前を思い出しましょう。
時間はかかりますが、「あ、い、う、え、お、か、き…」と順番に思い浮かべていくと名前の頭文字でピーンと来て思い出すこともあります。

下の名前なんだっけ?作戦はおすすめしない

「名前なんだっけ?名字じゃなくて下の名前。」みたいな会話で誘導する、というテクニックを耳にしますが、有名になりすぎて「あなたの名前を忘れました。」って言ってるようなもんなのでオススメしません。

本名とかあだ名を聞いてみる

やんわりと「普段と違う呼び名」を聞いてみるのもアリです。

などなど。

あだ名は名前に紐付いてる確率が高いので推測しやすいですし、例えば「背が高いからキリン」みたいな場合、「彼女とか家族にもキリンて呼ばれているの?」と聞けば少なくとも下の名前の情報は手に入ります。

なんなら「じゃあキリンて呼んでいい?」といって強引に呼び方を決めてしまうのもアリ。

本名に関しては「下の名前なんだっけ?」と似ているようですが普段からフルネームで呼ばれている人は珍しいので少し遠回しな言い方になります。

本人に直接、聞いてみる

手っ取り早いのはもう本人に名前を聞くことです。

「お名前って伺いましたっけ?」「あーー!そうでした!聞いてました!すいません!」と名前を聞いたときにかなり大袈裟なリアクションをすると、そんなに失礼感が出ないです。

相手のことは覚えているけど、どんな会話をしたか覚えていない場合

相手のことは覚えてるけど……のパターンです。

などなど。

超うろ覚えってやつですね。
ここではまず色んな情報を手に入れる必要があります。

相手の情報をできるだけ入手する

相手に、あんまり記憶が定かではないことを悟られないためには情報が必要ですが、欲しい情報には優先順位があるのです。

  1. 相手は自分を認識しているか
  2. 会話は敬語で話したか、タメ口だったか
  3. どの程度、会話が盛り上がったか
  4. 最後に会ったのはつい最近か、かなり前か、どこで会ったか

です。
それぞれ解説していきましょう。

相手は自分を認識しているか

まずは相手が自分のことを認識しているかどうかを確認しないといけません。
確認って言っても話しかけられたり挨拶をされれば認識している、されなければ認識していない、というだけです。

なので話しかけられるまでは知らんぷりです。
全力で気づかないふりをしましょう。

会話は敬語で話したか、タメ口だったか

敬語かタメ口か、それを決めないと会話が噛み合いません。

  • 前はタメ口だったのになんで急に敬語?
  • 前は敬語だったのになんで急にタメ口?

明確に年齢差がある場合は違和感はないですが、歳が近そうだったり、やたらとフレンドリーに話しかけられた場合は非常に気まずいです。

かと言ってある程度の会話をしないと思い出せる確率も低い。
なので、思い出すまでは体言止めや疑問系、ジェスチャー、語尾を濁すなどを駆使してごまかしましょう。

例えばこんな感じ。

相手「最近元気にしてたのー?」
自分「(うなづく)。元気?」
相手「元気だよー!相変わらずお酒飲んでる?」
自分「飲んでるけど…………ちょっと減った………かなあ?体調悪くて……」
相手「飲み過ぎは気をつけないとねー!」
自分「ほんとにねえ。お互いにねえ。」

実際の会話だと、これでぎりぎりタメ口じゃない感じに聞こえます。超歯切れの悪い会話ですが。

どのくらい会話が盛り上がったか

前回、相手と会ったときにどのくらい会話が盛り上がったかを知ることで、ミッションが変わります

すごく盛り上がったのなら相手のことや前回の会話の内容をキッチリ思い出す必要がありますし、ちょっと話した程度であれば場を乗り切ればいいだけです。

これはもう、相手のフレンドリー度やテンションで判断するしかありません。

最後に会ったのはつい最近か、かなり前か、どこで会ったか

最後に会った時と場所を知ることで、引き出せる情報の量と質が変わってきます。

例えば1~2週間以内に会っていたら自力で思い出せる確率が高いですし、どこで会ったかアタリをつけられるでしょう。
場合によっては「この前は何の話してたっけ?」とダイレクトに聞くのも、その答えで思い出す可能性が高いのでアリです。

逆に1ヶ月以上前なら最初に「あー!久しぶり!」とか言っておけば、何となく色んなことを忘れていても許されがちな雰囲気になります。
「前回どこで会ったっけ?」など情報を引き出しても良いですし、誰だったか思い出せないような距離感の人と1ヶ月以上会わなかったら多少よそよそしくても違和感ありません

ここまでの方法で相手とどんな会話をしたか思い出せない場合

上記の方法で、ごまかしごまかし会話していれば、大抵のケースは相手が誰でどんな会話をしたか思い出すか、聞き出すかできるはず。

でもどうしても思い出せない!と言う場合は、もう素直に覚えていないことを謝りましょう
覚えてないし思い出せないんだから仕方がないです。

相手のことが誰だかわからない場合

さて、一番やっかいなケース、相手のことが誰だかさっぱりわからない場合。

道で急に呼び止められたり、バーで飲んでたらめちゃくちゃ親しげに話しかけられたり、ラーメン食べてたら店員に「来てくれたんだ!」と言われたり。
ごめん、だれ?

実はぼくは結構な頻度でこのシチュエーションに陥るので、その時にどう対処しているか。

基本的な対応は前項目の「相手のことは覚えているけど、どんな会話をしたか覚えていない場合」と同じです。
プラス全く覚えてないときの方法論。

道で声をかけられた場合

道で急に声をかけられて「誰だっけ?」となった場合。
ちょっと驚いた感じで「おぉ!」と軽く会釈。
「じゃあ、また!」と言って立ち止まらずに、とにかく一刻も早くその場を去りましょう。

ポイントはちょっと驚くことによって相手を誰だか認識した感を演出することです。

「誰だっけ?」から「おぉ!」までが長すぎると不自然なので10秒以内には諦めて立ち去るのがオススメです。

会話しないと行けない時

BARや居酒屋などで声をかけられて「誰だっけ?」となった場合。

基本的には「おー!久しぶり!」と言って相手の情報をできるだけ入手しつつ思い出してもいいんですが、別の方法。

「唇をキュッと閉じて、ちょっと首をかしげる」というのが意外に有効です。
できるだけあざとく、こういうイメージで首をゆっくり傾けます。
(・H・)?

たいてい「ほらほら、あの時の!あそこで会った!」なんて高確率で勝手に自己紹介を始めてくれます

そして、その自己紹介で相手のことを思い出さなくても「あぁ!あの時の!」というリアクションを取って、そういう体で会話を進めてください。
大体なんとかなります。

もし(・H・)の顔で「えー、なんで覚えてないの?」というリアクションが帰ってきた場合は「ごめん!顔はわかるんだけど……」です。
もちろん顔もわからなくても。
高確率で自己紹介に入ってくれます。

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最後に

というわけで、相手のことを思い出せないときに、危機を乗り切っている方法の話をさせていただきました!

なるべく汎用的な状況で、と思ったんですが全体的にバーとか居酒屋よりのシチュエーションぽくなってしまいました。

ただ色んな応用ができますので困った時は思い出して参考にしていただけたらとっても嬉しいです!

それでは!相手が誰だかわからずトラブルになったりしませんように!